Jørgen Høvelskov
ヨルゲン・ホヴェルスコフ
1935 - 2005
ハープチェアの設計者ヨルゲン・ホヴェルスコフは1935年にデンマークに生まれ、2005年に亡くなります。彼は若い頃、コペンハーゲンにあったキャビネットメーカーC.P.ハンセン社で修行をし、1955年見習い工として最高位のメダルを取得し卒業します。その後、デンマークのデザインスクールいわゆる王立デンマーク芸術アカデミーの家具設計科に入学し、1959年に卒業します。代表作であるハープチェアは1963年にデザインされたもので、同年のコペンハーゲン指物コンテストで最優秀賞を受賞しています。当初“ヴァイキングチェア” と名付け発表されましたが、当時のジャーナリストたちに“The Harp” と愛称されたため“ハープチェア” と改名し、そのユニークな形態によって世界へ広まります。
- Production -
コッホデザインは、コペンハーゲンの中心に位置する家具メーカーです。ラスムス・コッホは、デンマークのクラフトマンシップを継承する工房〈コッホ・デザイン〉を立ち上げ、2010年にハープチェアに関する権利をホベルスコフファミリーより取得し、製作および販売の権利をしております。製法は時代と共に少しずつ変わって行きましたが、現在は発表当時の原点に戻り、当時のまま製作されています。2014年からはロゴとデザイナーの名前、シリアル番号が刻印されたプレートが取り付けられています。家具に関しては、お客様のニーズを満たすカスタマイズされたハイエンドなデザインを作成しております。弊社の作品は全てデンマークからの純粋な北欧木材で製造されて、環境に優しい仕事をしております。
「Viking Chair」1963年作 “The Harp Chair(ハープチェア)” は、1963年にJørgen Høvelskov(ヨルゲン・ホヴェルスコフ / 1935-2005) によってデザインされました。当初は、(エリザベスチェアなどの製作を当時手がけていた) クリステンセン&ラーセン社が製作していましたが、現在は、デンマークの Koch Design(コッホ・デザイン)が世界で唯一ライセンスを得て製作しています。 ※1 Forest Stewardship Council(森林管理協議会) W105×D100×H133 SH39.5
「Viking Chair」1963年作 この椅子は1963年に発表され、コペンハーゲン指物家具のコンテストで、当時一番名誉とされていた最優秀賞を受賞しました。当初、“Viking Chair(バイキングチェア)”として発表されましたが、ジャーナリストから“ハープチェア”と呼ばれ親しまれたことから、その名前で世に知れ渡って行き、その独創的なデザイン性によって、世界中で有名となりました。 ※1 Forest Stewardship Council(森林管理協議会) W105×D100×H133 SH39.5
「Viking Chair」1963年作 当時の図面を基に、デザインのコンセプトを損なうことなく、より強度を高める改良を加えつつも、元来の製法を忠実に再現し製作しています。 W105×D100×H133 SH39.5